数十字で書く記述問題が苦手な人は、何を書いていいかわからず、記述問題の解答欄が空欄のまま答案を提出するか、あるいは、「何か書かなくては」という想いから、傍線部周辺の言葉で、もっとらしそうな(=これを抜き書きすれば答えになりそうな)語句を見つけ、それを書くことで何とかしようとします。しかし残念ながら、そのような解答に得点の可能性はほとんどありません。
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紫雲国語塾通信「紫のゆかり」に掲載した連載コラムの記事をご紹介します。
また、最新行事についてお知らせいたします。
2011年08月05日
2007年12月23日
なぜ国語だけ成績が悪いのか?―7
7 入試国語に必要な能力
では、国語の成績を上げるには何が必要なのでしょうか。まず何よりも、広い意味での「コミュニケーション能力」が重要です。日常生活でのコミュニケーションと同じように、試験問題においても出題者とのコミュニケーションが何より重要です。続きを読む
では、国語の成績を上げるには何が必要なのでしょうか。まず何よりも、広い意味での「コミュニケーション能力」が重要です。日常生活でのコミュニケーションと同じように、試験問題においても出題者とのコミュニケーションが何より重要です。続きを読む
2007年11月15日
2007年10月17日
2007年09月10日
2007年08月24日
なぜ国語だけ成績が悪いのか?―3
3 学校国語と入試国語のちがい(1)
小学校から高校まで、学校での国語の授業では、古今東西のすぐれた文章の「解釈」と「鑑賞」が中心です。先生の導きによって、その文章が持っている美点を理解していきます。そして、定期テストで出題されるのも、授業で解説された「解釈」や「鑑賞」です。
ところが、入試での国語ではどうでしょうか。続きを読む
小学校から高校まで、学校での国語の授業では、古今東西のすぐれた文章の「解釈」と「鑑賞」が中心です。先生の導きによって、その文章が持っている美点を理解していきます。そして、定期テストで出題されるのも、授業で解説された「解釈」や「鑑賞」です。
ところが、入試での国語ではどうでしょうか。続きを読む
2007年07月24日
なぜ国語だけ成績が悪いのか?―2
2 読書量の減少
「読書」が、目に見えない形で、国語力の土台を作っていることを否定する人はいないでしょう。興味をひかれて読み耽る本の中で出てくる、知らない言葉や読めない漢字が、それらの言葉や漢字自体への好奇心を生む。同時に、知らないことを文脈から推理する力を養う。そのような、学習以外の場で国語力を養成してきたものの大部分は、読書だったはずです。続きを読む
「読書」が、目に見えない形で、国語力の土台を作っていることを否定する人はいないでしょう。興味をひかれて読み耽る本の中で出てくる、知らない言葉や読めない漢字が、それらの言葉や漢字自体への好奇心を生む。同時に、知らないことを文脈から推理する力を養う。そのような、学習以外の場で国語力を養成してきたものの大部分は、読書だったはずです。続きを読む
2007年07月19日
なぜ国語だけ成績が悪いのか?―1
「国語だけがひどく苦手なんです」。
紫雲国語塾を訪ねて来られる保護者の方の多くが、そうおっしゃいます。「他の教科はそこそこの成績なんですが、国語だけ悪いんです。どうしてなんでしょうか。」。お話はそのように続きます。
それに対して、紫雲国語塾で必ずお話しするのは、「国語だけ成績が悪いには、決してお子さんのせいではない」ということです。外的な要因がほとんどであって、お子さん自身の責任は、(そのお子さんが、学習全体には勤勉であるならば)ほとんどない、と言えるのです。
なぜそう言えるのか。そして、何が原因なのか。
いくつかに整理しながら説明してみたいと思います。続きを読む
紫雲国語塾を訪ねて来られる保護者の方の多くが、そうおっしゃいます。「他の教科はそこそこの成績なんですが、国語だけ悪いんです。どうしてなんでしょうか。」。お話はそのように続きます。
それに対して、紫雲国語塾で必ずお話しするのは、「国語だけ成績が悪いには、決してお子さんのせいではない」ということです。外的な要因がほとんどであって、お子さん自身の責任は、(そのお子さんが、学習全体には勤勉であるならば)ほとんどない、と言えるのです。
なぜそう言えるのか。そして、何が原因なのか。
いくつかに整理しながら説明してみたいと思います。続きを読む