7〈定義〉
「環境はなぜ破壊してはならないのか」という問いに対して、「なぜなら環境を破壊することは人間自身も破壊することだからだ」と主張したとします。しかしその主張は、「環境とは何か」が定義付けされていなければ意味を持ちません。すなわち、その前提となる「環境とは人間をも含むものである」という定義づけが必要なのです。
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塾内通信「紫のゆかり」「ことばのちから」に掲載された記事をご紹介します。
また、最新行事についてお知らせいたします。
2007年02月01日
2006年12月25日
秘伝「Kの解法」Web講義6〈理由・結果〉
6〈理由・結果〉
高校入試では、本文中にある〈理由〉を表す言葉づかい(「なぜなら〜から」)や「結果」を表す言葉遣い(「したがって」「だから」)をチェックしておくだけで、理由を問う問題に答えられることが多くあります。「なぜか。理由が書いてある箇所を○○字で抜き出せ」などという場合は、「〜から」を探せば簡単に見つかることがよくあります。続きを読む
高校入試では、本文中にある〈理由〉を表す言葉づかい(「なぜなら〜から」)や「結果」を表す言葉遣い(「したがって」「だから」)をチェックしておくだけで、理由を問う問題に答えられることが多くあります。「なぜか。理由が書いてある箇所を○○字で抜き出せ」などという場合は、「〜から」を探せば簡単に見つかることがよくあります。続きを読む
2006年12月20日
秘伝「Kの解法」Web講義5〈添加〉
5〈添加〉
「添加」とは、いま述べたばかりの内容に、新たな情報を付け加えることです。たとえば、「もうひとつ重要なのは…」と言われれば、受け手は注意をひかれます。「添加」するということは、新たな注意を喚起する働きがあるのです。続きを読む
「添加」とは、いま述べたばかりの内容に、新たな情報を付け加えることです。たとえば、「もうひとつ重要なのは…」と言われれば、受け手は注意をひかれます。「添加」するということは、新たな注意を喚起する働きがあるのです。続きを読む
2006年12月17日
秘伝「Kの解法」Web講義4〈対比・比較〉
4〈対比・比較〉
評論文読解で、これほど重要なものはない、というものに、〈対比・比較〉という概念があります。
この概念を理解するには、まず、〈否定〉がどういう働きを持っているか、ということから理解しなければなりません。続きを読む
評論文読解で、これほど重要なものはない、というものに、〈対比・比較〉という概念があります。
この概念を理解するには、まず、〈否定〉がどういう働きを持っているか、ということから理解しなければなりません。続きを読む
2006年12月14日
秘伝「Kの解法」Web講義3〈譲歩・逆接〉
3〈譲歩・逆接〉
筆者が言いたいことは、一般的な意見や考えとは異なる、新しい視点や独自の視点からのものです。そのため、先に一般論を述べ、その後で自分の主張を述べます。そのときに〈譲歩・逆接〉が登場します。続きを読む
筆者が言いたいことは、一般的な意見や考えとは異なる、新しい視点や独自の視点からのものです。そのため、先に一般論を述べ、その後で自分の主張を述べます。そのときに〈譲歩・逆接〉が登場します。続きを読む