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「紫雲国語塾」のオフィシャルブログです。
塾内通信「紫のゆかり」「ことばのちから」に掲載された記事をご紹介します。
また、最新行事についてお知らせいたします。

2016年10月23日

風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇

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坂口 安吾 著
岩波文庫 903円

文学史で戦後文学に「無頼派」がある。「無頼」とは、辞書によれば「正業に就かず、無法な行いをする者、またはその行為」とある。つまり、きわめて反社会的な価値観である。
しかし、「青年期」は、ゲーテが「疾風怒濤の時代」と呼んだように、内面の葛藤の時期。その時期に、善良で社会規範に合う人間像だけを求めるのは、大人の側の身勝手だ。青年を成長させるのは、無数の宿題よりも、全き一人旅であり、燃える恋であり、慣れぬ社会での労働だ。「無頼」の精神は、自己を模索する青年期にこそふさわしい。
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posted by 紫雲国語塾 at 19:03| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 紫雲の本棚から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

歌よみに与ふる書

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正岡 子規
岩波文庫  540円

せっかく本を読むのだから「おもしろい本」を読みたいのは当然のこと。しかし、その「おもしろい」に「詠み易い」が重なっている本には気をつけた方がいい。それは、見ても見なくてもいいTVのバラエティ番組のように、「おもしろい」だけで、その感触が後にはほとんど残らないからだ。しかしこの本は、まず「おもしろい」にかけては無類。そして、強烈なインパクトによって、忘れられない「感触」を後に残す。

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posted by 紫雲国語塾 at 17:24| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 紫雲の本棚から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

空をつかむまで

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関口 尚
集英社文庫 648円

市町村合併を控えた、北関東のとある海岸近くの村。膝の故障で得意のサッカーを諦めた優太は、廃校が決まった田舎の中学に通う三年生。無理やり入部させられた水泳部には、姫と呼ばれる県の記録保持者と、泳げないデブのモー次郎しかいない。この三人の少年たちが、なくなってしまう美里中学校の名前を残すため、大切な人のため、優勝すべくトライアスロン大会に挑む。

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2016年07月20日

紫雲国語塾 2016 夏期講習

「紫雲国語塾2016夏期講習」のご案内をお届けいたします。
みなさまのお申込みをお待ちしています。

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2016 国語専科教室 大分教室・別府教室 夏期講習

国語専科教室 大分教室・別府教室 「2016夏期講習」のご案内をお届けいたします。
みなさまのお申し込みをお待ちしています。

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2016年06月18日

わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か

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平田 オリザ
講談社現代新書 740円+税

日本の教育の「ダブルバインド」
 「学力は優秀だがコミュニケーション能力に劣る」。そんな話をよく聞くし、実際にそう思える生徒と接することも多くなった。日本では、表現教育、コミュニケーション教育が盛んに行われているらしいにもかかわらず、それが苦手な人が目立つ。そして、その理由は実はさまざまだそうだが、最大の問題点は「ダブルバインド(二重拘束)」にある。そう筆者は言う。
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ラベル:国語 教育
posted by 紫雲国語塾 at 16:14| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 紫雲の本棚から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月03日

家族の言い訳

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森 浩美
双葉文庫
648円

高校入試の国語の問題で、著者として必ずと言っていいほど登場する、作詞家の森浩美氏が手掛けた短編集。
各話の主人公たちは、それぞれ家族に問題を抱えている。しかも、彼らにとっては結構な大問題。それに直面したときの行動を客観的に見ると、「なぜそんな選択をするのだろうか…」と、もどかしさを覚える部分も多々ある。しかし、人間は、そんなものなのだと思う。いつも正しい選択ができるわけではない。ダメな方に行こうとすることもある。それは客観的にはイライラするが、自分の身に置き換えると共感できる。そんな誰もが持つ、弱い部分さえ表現しているところが、人間らしくて魅力的だ。
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2016年03月07日

紫雲国語塾 2016 春期講習

「紫雲国語塾2016春期講習」のご案内をお届けいたします。
みなさまのお申込みをお待ちしています。

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2016年02月28日

2016春の行事日程

この春の行事日程をお知らせいたします。

高3生 合格祝賀会      3月13日(日)
2015年度V学期最終日  3月20日(日)
紫雲国語塾 総合説明会   3月21日(月・祝)
2016 春期講習(各ターム3日間)
  第1ターム  3月22・23・24日
  第2ターム  3月25・28・29日
  第3ターム  3月30・31・4月1日
  第4ターム  4月3・4・5日
2016 通常授業        4月7日(木)〜

詳細につきましては、お電話でお問い合わせください。(小林)


 
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2016年01月20日

私とは何か 「個人」から「分人」へ

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平野 啓一郎 著
講談社現代新書  
740円+税

相手によって自分を変えていると気づいたことはないだろうか?たとえば、友人Aには、自然に接することができるのに、Bの前だと遠慮がちになる、というように。そしてそんな自分の一貫性のなさを情けなく感じて悩むかもしれない。「私」とは、変化してはいけないものなのだろうか?

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posted by 紫雲国語塾 at 14:43| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 紫雲の本棚から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする